2024.06.14(土)PM 職員研修を行いました。 (お知らせ)
2025年6月18日
2025.06.14(土)の午後に職員研修を行いました。
東京消防庁多摩消防署の方に来ていただいて、心肺蘇生とAED・窒息について学びました。
多摩市で去年救急要請を受けた件数は9214件だそうです。
そのうち、乳幼児のお子さんの救急要請は314件で、その中でも7件保育園から要請があるとのことでした。
内訳としては、4件熱に伴う痙攣での要請、2件頭部打撲、1件アナフィラキシーショックとのことです。
実際に乳児・幼児~学童期・大人のマネキンを使って心肺蘇生・AEDの使い方を体験しました。
<乳児(0~1歳)の心肺蘇生のやり方>
★抱えて真ん中で挟むように2本の指で胸骨を押す
★床に置いて2本の指で押す
<幼児~学童期(2歳~)の心肺蘇生のやり方>
★片手で胸骨のあたりを1/3沈むくらい押す
<大人の心肺蘇生のやり方>
★手を組み、胸骨の真ん中で押す
共通点として『もしもしかめよ』の歌に合わせたリズムで心臓マッサージをするといいとのことです!(1分間に120回行うのが目安)
次に窒息について学びました。
窒息のサインは、咳、声が出ない、呼吸困難、顔色不良(チアノーゼ)、意識の低下などが挙げられます。特に、親指と人差し指で喉を掴む「チョークサイン」は窒息を知らせる世界共通のサインです。
乳幼児期は食べている間、絶対に目を離さないことがとても大事であることを学びました。
窒息したときに行う背部叩打法(背中から口に向かうように叩く)を体験しました。